現在日本では、大人の5人に1人が睡眠に悩みを抱えているそうです。(厚生労働省資料より)
そして平均睡眠時間は、世界で28位という低い結果に。(Balancing paid work, unpaid work and leisure資料より)
また、慢性的に寝不足が続く「睡眠負債」が、自分でも気づかないうちに少しずつ身体や精神状態に影響を及ぼしていくことも注目され、日本において睡眠不足は深刻な問題となっています。
では、睡眠の役割って何でしょう?まずは、脳と身体を休ませることです。特に脳疲労の回復に、睡眠はもっとも効果的だそうです。
さらに、細胞の修復、疲労回復、新陳代謝の促進など、美容と健康に欠かすことのできない成長ホルモン、抗酸化力が高い幸せホルモン・メラトニンを分泌させることも大事な役目です。
また、正しい睡眠が太りにくい身体を作ってくれるともいわれます。これだけ見ても、質の良い睡眠をとることがいかに大事かわかりますね。
二刀流としてメジャーリーグの最前線で活躍する大谷翔平さんが、身体のリカバリーのために「睡眠時間」を大切にしていることが話題になりました。テレビ番組で紹介された大谷選手の平均睡眠時間は、1日10時間~12時間。番組内でも「1日の約半分を睡眠に費やしている」と、驚きの声と共に紹介されました。
そうはいっても、今すぐ生活習慣を大きく変えるのは難しいものです。手軽にできることから少しずつ、始めてみませんか?
就寝前にストレッチで
最近ぐっすり眠れない、寝ても疲れがとれないという人に快眠につながるストレッチ。
ストレッチにはリラックス効果があり、寝る前に行うとより効果的。運動は身体にいいとわかっているけれど、なかなか習慣化できない人におすすめなのが布団やベッドの上で簡単にできる「寝る前ストレッチ」です。寝る前は時間も取りやすく、いつも同じタイミングで行うと習慣化しやすくなります。
ストレッチで深部体温を上げ、これが下がってくるタイミングで人は眠りに入っていきます。眠る1時間半前ぐらいにその深部体温を上げておくと快眠につながると言われています。(NHK あしたが変わるトリセツショーより)
アロマの香りで
睡眠に効果的な精油
・ラべンダー
・ゼラニウム
・フランキンセンス
・ネロリ
使い方
・就寝前に芳香浴・・・アロマランプやティッシュに精油を含ませて枕元に。
・アイマスク・・・ホットタオルの内側にラベンダーの精油を含ませ目を温める。
・オリジナルのボディクリームを作って、首筋へ塗布。香りを楽しみながら眠りにつく。
呼吸法、瞑想
睡眠の質を改善するには、「寝る1時間前からはスマホやPCを見ない」、「寝る3時間前までに食事を済ませる」、「しっかり朝日を浴びる」などさまざまな方法がありますが、眠る前の深呼吸も非常に有効です。
深くゆっくり息を吐く呼吸(腹式呼吸)をすると、心身をリラックスさせる副交感神経が高まりやすくなります。睡眠の質を上げるには最適の方法です。「寝る前に腹式呼吸を5回するだけで、直後の睡眠の質が改善した」という報告もあります。
寝る前におすすめの腹式呼吸をしながら行うマインドフルネス瞑想もとてもいいです。マインドフルネスの語義は「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」です。
つまり「今、ここ」の瞬間に集中している状態です。今この瞬間に集中することで、頭の中のおしゃべりも鎮まり、穏やかな気持ちになるのを感じられます。
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